世の中にはさまざまな「物の相場」がありますが、家電製品など、同じ企画の同じ商品であればともかく、不動産などそれぞれに異なる商品の場合、相場はどのように決まるのでしょうか？賃貸も分譲も、実は相場の考え方にあまり差はありません。不動産の場合の基本的な手順を説明すると、相場を確認したいエリアについて、３ＬＤＫなら３ＫＤＫと同じ間取り、同程度の面積の物件の情報を複数集めます。そして、各物件について賃料と管理費の合計額を面積で割った�u単価（もしくは坪単価）を算出し、それを比較するのです。それらの単価を安いものから高いものへと順に並べ、さらに成約しているかどうかを記入していくと、ある価格から決まらないラインが見えてくるのです。言い換えれば、この成約できるボーダーラインが賃貸や分譲の相場となります。